高圧ガスの容器は、一定期間ごとに、再検査を受けることが法令で定められています。
漏えいする危険を防ぐためです。
弊社で取り扱っている容器は、大別すると以下の2種類です。
・LPガス容器(家庭用容器、LPガス自動車用容器、フォークリフト用容器、大型容器)
・一般ガス容器(酸素、窒素、アルゴン、炭酸、亜酸化窒素、水素)など
また、不合格となった容器や廃棄依頼の容器は、くず化処分しています。
お客様から預かった容器の情報を再検査システムに登録します。
容器表面に腐食や凹みがないかを確認し、検査を行うものと 廃棄するものに分けます。
容器内部に残っているLPガスを回収し、容器を空にします。
LPガスが完全に抜けたことを確認し、バルブを外します。
附属品の内部検査、気密検査、性能検査を行います。
容器内に水を詰めて圧力をかけ、法定上の強度が保たれているかを確認します。
容器内にLEDライトをいれて、内部に腐食がないかを肉眼で確認します。
ショットブラストマシンで、容器に研削材を当て、塗装と表面の薄い錆を落とします。
塗装剥離後に再度容器表面に腐食や凹みがないか確認します。
自動塗装機で容器を塗装します。
塗装後、内部に異物がないか再度確認しバルブを取り付けます。バルブは機械で一定の締め付けになるようにします。
容器に充填期限や会社名・連絡先を塗装します。
客先によって はロゴなどを貼るときもあります。
受け入れした時のリストと、仕上がった容器の確認を行います。
できあがったガス容器を安全にお客様の元へ運びます。